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年頭のごあいさつ(平成三十年)

2018年01月01日

明けましておめでとうございます。

皆様におかれましては、お健やかに新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

本年は、北海道がその名を冠してから150年の節目の年であります。この間、道都・札幌は北海道の発展を支え、豊かな自然と都市機能が調和した人口百九十六万人を擁する大都市へと成長を遂げてまいりましたが、この札幌の街も、今、大きな転換期を迎えています。

これまで一貫して人口増加が続いてきた札幌も、近い将来、人口減少に転じると予想されており、少子高齢化の進行とともに、どうやって街の活力を維持していくかが課題となります。加えて、昭和47年の冬季オリンピック開催や政令指定都市移行に合わせて急速に拡大した市街地の道路や上下水道、公共施設などが、今後、一斉に更新時期を迎えますが、それにどう対応していくかも大きな課題となります。

今、札幌は空前の観光ブームとなっています。毎年、来札外国人観光客の数は飛躍的な勢いで伸びており、観光や飲食産業が景気のけん引役を担っています。ご存じのとおり、観光やスポーツなどは人を呼び、地域の活力を生み、雇用を創出する原動力となります。今、市民議論が進められている冬季オリンピック・パラリンピックの招致は、札幌の街の活力を生み、街のリニューアルに大きく貢献するとともに、必ずや市民に大きな感動を、子どもたちに夢と希望を与えてくれることでしょう。

本年4月には、平成22年から休止していた平岸高台テニスコートが20面のコートを有する「平岸庭球場」として再開されますが、私たちが住む豊平区には、札幌ドームやきたえーる、月寒体育館など数多くの集客・スポーツ施設があります。また、北海道農業研究センターや産業技術総合研究所北海道センターをはじめとする試験研究機関や北海学園大学や札幌大学などの高等教育機関等々、観光やスポーツにとどまらず、産業技術や試験研究などでの交流や雇用を生み出す可能性を秘めております。

若者がこの街に住み、結婚し、子どもを産み育てていく上で、豊かな雇用は欠かせません。常に住んでみたい街として高く評価され、多くの市民が好きだと答える街・札幌が、引き続き魅力的であり続けるためには、豊富な雇用がある街、安心して子どもを産み育てていける街、お年寄りが安心して暮らせる街の三つが満たされなければなりません。

私は、「子どもとお年寄りは社会の宝、国の宝」を最も大切な理念として、今後とも全身全霊で活力ある地域づくりに取り組んでまいります。皆様の変わらぬご指導、ご支援を切にお願い申し上げます。

 

平成三十年一月一日
札幌市議会議員  三 上 洋 右